白髪染めタイプ見極め方
髪の毛を染めることをヘアーカラーと言いますが、一般的なヘアーカラー剤には「白髪は綺麗に染まりません」という風な注意書きがされてあります。
色素のない白い毛と色素のある黒い毛では、染まり具合などが微妙に異なってくるので、成分が違ってくるからのようです。
探さないと分からないような本数ならば、ヘアカラーでも十分目立たなくなりますが、纏まって見える白髪には、やはり白髪染め専用の薬剤を使う方がよいということですね。
でも、この白髪染めと言う言葉をどうにかして欲しいと思いませんか。色んな商品がオシャレな呼称に変わっていくのに、白髪染めだけが単刀直入な表現のままというのも時代遅れなじゃないでしょうか。
ともかく、身嗜みのひとつとして白髪染めを考えた場合、やらずに過ごすという選択肢は極少なくなってきます。市販の白髪染めは、色んなタイプが出ていますので、その中でどのタイプが自分に合うかを見極めるのが大事になってきます。
まず、ドラッグストアーなどで簡単に手に入るものには、おおまかにフォーム（泡）タイプとクリームタイプに分けられます。
フォームタイプは、その名の通り泡状の薬剤を髪にクシュクシュと馴染ませるもので、比較的手軽に白髪染めを行うことが出来るので、白髪染めが初めての方やそんなに沢山の白髪に悩まされているわけではない方など、白髪染め入門者向きだと思います。
薬剤を混ぜたり、櫛で馴染ませたりする必要もありませんので、より簡単に白髪染めが可能ですので、時間がない方にもオススメです。
クリームタイプは、1剤式のものと2剤式のものがあり、髪に櫛などを用いて塗布していくものになります。
2剤式のものは混ぜる手間が必要ですが、薬剤を混合してしまわなければ取り置きして後日使用することも出来ますので、一度に大量の薬剤を使用しなくても良いショートヘアーや根本部分だけを染めたい方にはお勧めです。
また、おなじクリームタイプでも、いちいちブラシに取らなくても良いブラシに直接薬剤が出せるブラシ一体型のものもあり、こちらはより手軽に扱えます。
髪質などにもよりますが、全体的にファームタイプよりクリームタイプの方が染まりやすい傾向にあるようです。
この他にも、シャンプー時に使用できる白髪染めも沢山販売されています。これは、上記のように白髪染めの時間を別に設ける必要がなく、洗髪と一緒に白髪問題を完結してしまおうというものです。
カラーバリエーションは、一般的な白髪染め程多くはありませんが、入浴時のシャンプー後にコンディショナーのように髪に塗布して洗い流すだけのものが殆どですので、ということで時間がない忙しい方にはお勧めです。
一回で染まりきるわけではないので、数回使用する必要がありますが、小まめに使用できますので、一般的な白髪染めのように根本だけが目立つという状態は生まれにくくなります。
白髪染めに必要な時間は、一般的な白髪染めで20分程度、準備から洗い流しまで含めても1時間は掛かりません。入浴時に使用出来るコンディショナータイプだとさらに白髪染めのためだけに時間を作る必要さえなくなります。
様々なタイプがありますので、自身の髪質や白髪の状態などに合わせて、色々試しながら最適な白髪染めを選ぶと良いでしょう。
